2024年11月29日

東京都では5月上旬から患者報告数が増加し、11月中旬現在、6年ぶりに警報基準を超えました。患者の約7割は、6才以下の小児となっており、家庭や保育・幼稚園等での感染予防策の徹底が重要です。
都内の流行状況
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潜伏期間は約10(7~10)日間と長く、両頬に紅い発疹、体や手・足に網目状の発疹がみられ、1週間程度で消失します。
発疹が出現する7~10日前に微熱や風邪のような症状が見られることが多く、この時期にウイルスの排出が最も多くなります(=感染性がある)。

伝染性紅斑は、ウイルスによる感染症で、治療法やワクチンはありません。
感染経路は主に飛沫感染接触感染のため、感染予防・拡大防止には基本的な感染症対策(手洗い、咳エチケット、マスク着用、換気)が有効です。
【基本的な感染防止対策】
① 咳・くしゃみが出る時にはマスクの着用をしましょう
② 外出後など、流水・石鹸で、こまめな手洗い・消毒をしましょう
③ 十分な換気をすることは、感染症対策につながります
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※妊娠中(特に妊娠初期)に感染した場合、まれに胎児の異常や流産が生じることがあります。周囲で患者発生があった場合、妊娠中あるいは妊娠の可能性がある方は、できるだけ患者との接触を避けるよう注意してください。