2024年12月06日
現在、海外における流行が報告されており、それに伴って国内での報告数も増加しています。※過半数が海外で感染したと推定されています。
【都内の流行状況】
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【世界の流行状況】
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麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。
感染すると約10~12日後に、発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
潜伏期間は最大21日間のため、その間は症状が出る可能性があります。
・肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
・治療は対症療法のみです。
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。感染力は非常に強いと言われており、基本的な感染症対策(手洗い・咳エチケット・マスク着用・換気)だけでは十分ではなく、麻しんワクチン接種2回が最も有効な予防方法といえます。
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※妊娠中に感染した場合、流産や早産を起こす可能性があります。妊娠前で麻しん未り患・ワクチン未接種であれば、ワクチン接種を検討してください。妊娠中の方はワクチン接種を受けることができませんので、麻しん流行時には外出を避け、人込みに近づかないようにするなどの注意が必要です。